はじめに
UC-SGTに搭載されているPL2303というチップは粗悪な海賊版が出回ったためにWindows8以降のドライバに修正が加えられ標準のUSBディスクリプタ以外認識しなくなりました。
USBディスクリプタを純正品と同じように書き換えれば使えるようになるので方法を記します。
重要
シリアルナンバー末尾が「D」以降もしくは「EA」の場合のみこの方法が使えます。
「C」以前の方は申し訳ありませんがブラウザバックをお願いします。
必要なもの
Windows7以前のOSが搭載されているマシン(仮想環境もおそらく可)
USB-SGT
PL2303 FIX(少しスクロールするとダウンロードリンクがあります) Windowsで使用する場合のみ必要です
手順
1. ROM更新用PCにファイルを転送
Windows7以前のOSが搭載されたマシンにドライバ、ROMライターのファイルを転送します。(USBメモリ、ネットワーク経由など)
ドライバは圧縮された上で配布されているので場合によっては展開した上で転送した方が楽かもしれません。
2. USB-SGTを接続する
重要 : 先にドライバをインストールすること
3. ROMを書き込む
ROMライターのファイルを展開の上"EEWriter.exe"を実行し"Write Default"を押す
完了ダイアログが表示されれば完了です
MacOSではこの時点で動きますがWindowsで動かす場合ドライバの修正も必要です
7. PL2303 FIXをインストール
PL2303 FIXをインストールしスタートメニューなどから実行すると"Continue"と書かれたボタンがありますのでクリックしていただくとドライバの書き換えが始まります
8. デバイスの再認識
“Finished - Reboot Your Computer"と表示されると思いますが再起動は必要なくUSB-SGTをUSBポートより抜き差しすれば正常に認識するようになると思います
以上です